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ファイル共有ソフトWinnyの解説

Winny(ウィ二ー)はP2Pの技術を利用した、Microsoft Windowsで動作するファイル共有ソフトです。

ファイル共有ソフトWinnyは、そもそも巨大電子掲示板サイト2ちゃんねるのダウンロードソフト板で、β版が2002年5月6日に公開されています。

開発者は、元東京大学大学院情報理工学系研究科助手・金子勇氏で、開発を宣言した2ちゃんねるのスレッドのレス番号から「47氏」と呼ばれてました。

このファイル共有ソフトの名称の由来は、開発当時に流行していたP2PソフトであるWinMXの次を目指す、という意味を込めて、WinMX → WinNY(NとYはそれぞれMとXの次にくるアルファベット) → Winny という意味合いで命名されたそうです。なるほど、これは知りませんでした。

開発者逮捕時のWinny最新版は「Winny 2.0Beta7.1」であり、このほかにもクラック版として開発者非公認のバージョンが出回っています。

ちなみに、クラッキング(クラック)は、コンピュータネットワークに繋がれたシステムに不正に侵入したり、コンピュータを破壊・改ざんなどをしたり、コンピュータを不正に利用することを言います。

コンピュータやソフトウェアの仕組みを、研究・調査する行為をハッキングというわけですが、「悪意・害意を伴うハッキング」を「ハッキング」と区別をするために用いられるようになり、一般化したとされています。

ファイル共有ソフトWinnyの匿名性は、著作権法に抵触するような違法なファイル交換を行いたい者にとって都合の良いものであったため、利用者数は急速に拡大していき、多くの事件を引き起こし社会問題にまでなっていることは、皆さんご存知の通りです。

2004年5月10日には、開発者の金子勇氏も著作権侵害行為の共犯容疑で逮捕されています。これにより、日本国内でのP2Pソフトウェア開発者の開発行為を萎縮させると懸念され、日本製とされるファイル交換用のP2Pソフトウェアで、主に同様の目的で使われるファイル共有ソフトShareなどの開発者が同種の法的責任を問われる可能性が憂慮されています。

ただ、同種のファイル共有ソフトの開発はとどまる事を知らないでしょうから、心配は無用だと思います。

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